建設業許可の申請手続きの流れ|準備から取得まで何日かかる?

建設業許可の申請手続きの流れ|準備から取得まで何日かかる?【滋賀県・大津市】
この記事を読めばわかること
  • 建設業許可の申請から取得までの全ステップがわかる
  • 書類収集〜許可通知書受取まで、全体で何日かかるか把握できる
  • 滋賀県庁(監理課)の窓口・予約・受付日などの実務情報がわかる
  • 申請を失敗しないために注意すべきポイントがわかる

結論:申請から許可まで通常約30日、全体では2〜3か月を見ておく

まず全体像をお伝えします。

POINT
書類収集から許可通知書の受取まで、
全体で2〜3か月が目安です。
窓口への書類提出後、審査期間はおおむね30日。ただし書類の収集・作成に1〜2か月かかるのが実態です。
「許可が必要な工事が入ってから動く」では間に合わないため、早めに準備を始めることが重要です。

この記事では、大津市(滋賀県)で建設業許可を取得するまでの手続きを、ステップごとに詳しく解説します。


申請から許可までのスケジュール全体像

図:書類収集〜許可取得までの流れ
1〜2か月
要件確認・
書類収集
予約後
県庁窓口へ
書類提出
約30日
審査期間
簡易書留
許可通知書
受取
※書類に不備があると審査が延びます。残高証明書は申請受付日から4週間以内のものが有効です。

申請の6ステップ:詳細解説

1
準備フェーズ / 1〜2か月
要件確認と必要書類のリストアップ
まず「6つの許可要件」を満たしているかを確認します。経営業務の管理責任者・社会保険加入・専任技術者・誠実性・財産的基礎の5つの要件に加え、欠格要件に該当しないことの計6点を一つずつチェックしましょう。

要件を満たしていることが確認できたら、申請に必要な書類をリストアップします。申請書の様式は滋賀県ホームページからダウンロードできます。

https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/shigotosangyou/kensetsu/303050.html
2
準備フェーズ / 数週間
必要書類を収集・作成する
申請には多くの書類が必要です。取得に時間がかかるものもあるため、早めに動き出すことが大切です。
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下記の書類は主な例です。新規・更新・業種追加など申請の区分や、個人・法人の違い、実務経験での証明か資格での証明かによって、必要な書類の種類・部数が異なります。詳細は監理課または行政書士にご確認ください。
書類の種類取得先・備考
商業登記簿謄本(法人) 法務局。3か月以内のもの
確定申告書の控え(個人) 手元に保管しているもの
登記されていないことの証明書 大津地方法務局のみ取り扱い(滋賀県内)。3か月以内の原本。個人・法人ともに役員等全員分が必要
身分証明書(身元証明書) 本籍地の市区町村役場で取得。3か月以内の原本。外国籍の方は不要
工事請負契約書・注文書等 経営経験・実務経験の証明用。資格なしで実務経験のみの場合は実務経験証明書10年分+確認資料3件の提出が必要(詳細は下記参照)
500万円以上の残高証明書 取引銀行で取得。申請受付日から4週間以内のものが有効
資格証明書・卒業証明書等 専任技術者の要件証明に使用(該当者のみ)
社会保険関係書類 保険料納入証明書・標準報酬決定通知書等
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「登記されていないことの証明書」「身分証明書」って何?
この2つは、役員・代表者などが欠格要件に該当しないことを証明するための書類です。許可を受けるすべての申請で必要になります。

①登記されていないことの証明書とは、その人が「成年後見制度(判断能力が不十分な人を保護する制度)」の対象になっていないことを証明するものです。法務局が管理するデータベースに登録されていないことを確かめる書類で、滋賀県内では大津地方法務局のみで取り扱っています。

②身分証明書(身元証明書)とは、運転免許証のことではなく、本籍地の市区町村役場が発行する書類です。「破産手続き中でない」「禁治産・準禁治産の宣告を受けていない」ことを証明します。
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実務経験で専任技術者を証明する場合、書類集めが最大の山場
国家資格がなく実務経験のみで証明する場合、滋賀県の手引きでは次の2種類の書類が必要です。

 ①実務経験証明書(様式第9号):10年分を記載
 ②工事請負契約書または注文書・請書(確認資料):3年分(3件)を提出

指定学科を卒業している場合は必要年数が短縮されます。
 ・大学・高専卒(指定学科):実務経験証明書3年分+確認資料1件
 ・高校・中等教育学校卒(指定学科):実務経験証明書5年分+確認資料2件

古い工事の契約書が手元にない場合、発注者から証明書を取り直す必要があり、これが書類準備の期間を大幅に延ばす原因になります。早めの確認をおすすめします。
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残高証明書の有効期限に要注意!
残高証明書は申請受付日から4週間以内に発行されたものでなければなりません。先に窓口の予約を入れてから残高証明書を取得するのが安全です。
3
予約フェーズ
滋賀県庁窓口の来庁予約を入れる
更新申請以外は事前予約が必須です。予約は申請希望日の1か月前から受け付けています。

予約専用ダイヤル:077-527-5678
受付時間:9:00〜12:00、13:00〜17:00(土日祝・閉庁日除く)

予約時に伝える内容:申請希望日時・申請区分・商号名称・予約者名・連絡先

当日、審査開始時間にご来庁いただけない場合はキャンセル扱いとなりますので、日程は慎重に設定してください。また、希望日時に予約が取れないこともあるため、残高証明書等の有効期限のある書類を取得する際は十分ご注意ください。
4
申請フェーズ
滋賀県庁(監理課)窓口に書類を提出する
予約した日時に滋賀県庁新館5階の監理課建設業係へ書類を持参します。窓口担当者が記載内容・添付書類を確認するため、申請内容を把握している人が来庁してください。

手数料はこのタイミングで支払います。クレジットカード・QRコード決済・電子マネー、または滋賀県収入証紙で支払えます。

提出書類は正本1通・副本1通・コンピューター入力用紙1通(知事許可の場合)が必要です。
5
審査フェーズ / 約30日
滋賀県による書類審査
受理後、滋賀県が申請内容の審査を行います。経営業務の管理責任者・専任技術者が他の許可業者と重複していないかなども確認されます。

書類の内容に疑義や不備があると、追加資料の提出を求められ、その分審査期間が延びます。一度で通すためには、書類の正確な作成が重要です。
6
完了フェーズ
許可通知書が簡易書留で届く
審査が完了すると、許可通知書が簡易書留で主たる営業所宛に郵送されます。

許可通知書の再発行はできないため、届いたら大切に保管してください。万一紛失した場合は「建設業許可証明書(発行手数料560円)」を申請することで代替できます。

申請窓口の情報(滋賀県庁)

📍 申請窓口:滋賀県 土木交通部 監理課 建設業係
所在地 滋賀県大津市京町四丁目1番1号(滋賀県庁 新館5階)
電話 077-528-4114(直通)
予約対象 建設業許可に係る下記の申請(※予約が必要
①新規(法人成、承継を含む) ②許可換え新規 ③般特新規 ④業種追加
⑤上記を含む組み合わせ(業種追加+更新など)
⑥上記に係る事前のご相談や予備審査(事前の書類チェック)
予約方法 申請の前日までに電話で予約(※1か月前から受付可能)
予約専用ダイヤル:077-527-5678
月・水・金曜日(土日祝・閉庁時除く)のうち、下記の時間割から申請1件につき①〜④のうち1コマを選択
【①9:00〜 ②10:30〜 ③13:00〜 ④14:30〜】
※代理申請で複数案件をお持ちの場合も、申請1件につき1コマの予約が必要(最大5件まで)
予約受付時間 9:00〜12:00、13:00〜17:00(土日祝・閉庁時除く)
伝達事項 予約時に以下の事項をお伝えください
①申請希望日時 ②担当者名(再審査の場合のみ) ③申請区分等
④許可番号(新規以外の場合) ⑤商号・名称 ⑥予約者名 ⑦連絡先
注意事項 当日、審査開始時間にご来庁いただけない場合はキャンセル扱いとなります。また、希望日時に予約が取れない場合がありますので、残高証明書等の有効期限のある書類を取得する際はご注意ください。
更新は郵送申請も可(満了3か月前〜1か月前)。
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窓口は週3日(月・水・金)のみ!
火・木・土日は受け付けてもらえません。「急いで申請したい」という場合でも、受付日は限られています。スケジュールに余裕を持って動くことが大切です。

許可取得後も手続きは続く

許可の取得はゴールではありません。取得後も継続的な手続きが必要です。

手続き時期・頻度内容
決算変更届 毎年(事業年度終了後4か月以内) 工事経歴書・財務諸表等の提出。怠ると更新申請できなくなる
更新申請 5年ごと(満了30日前まで) 受付は満了3か月前から。更新は郵送申請も可能
変更届 変更が生じた都度 役員変更・営業所の変更・専任技術者の変更等。期限内に届け出が必要
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決算変更届を毎年提出していないと、更新申請ができなくなります。許可取得後も手続きを忘れないよう、カレンダーに登録しておくか、行政書士に顧問として依頼することをおすすめします。

まとめ

まとめ
全体で2〜3か月。余裕を持って早めに動き出すことが鉄則。
申請の流れ おさらい
  • STEP1:6つの要件を確認する(経営・社会保険・技術者・誠実性・財産・欠格要件等に該当しないこと
  • STEP2:必要書類を収集・作成する(残高証明書は申請日から4週間以内が有効)
  • STEP3:滋賀県庁窓口の来庁予約を入れる(予約専用ダイヤル:077-527-5678)
  • STEP4:月・水・金の受付日に書類を提出する(申請内容を把握している人が来庁)
  • STEP5:審査期間(約30日)を経て許可が下りる
  • STEP6:許可通知書が簡易書留で届く(再発行不可・大切に保管)
  • 許可後も毎年の決算変更届5年ごとの更新申請が必要
手続きの流れ、
まるごとお任せください
「何から準備すればいい?」「書類が揃うか不安」
「窓口対応も含めてすべて任せたい」という方はお気軽にご相談ください。
要件確認・書類収集・窓口代行まで、ワンストップで対応します。
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電話受付:10:00〜18:00(木・日定休)/ 事前予約の場合は定休日も対応
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この記事は滋賀県土木交通部監理課「建設業法のあらましと建設業許可申請マニュアル(令和7年11月改訂)」に基づき作成しています。窓口情報・手数料等は変更される場合があります。最新情報は滋賀県監理課(077-528-4114)にご確認ください。

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